
悪質サイトというものは、アダルトサイトを利用する限り避けては通れないものです。
はっきり言ってしまえば、出会い系サイトをはじめとする大半のアダルトサイトは、悪徳サイトなのです。
特に、男性向けのアダルトサイトには、いかにも怪しげなバナーが大量に添付されているかと思いますが、そういうところからリンクするのはたいていが悪徳サイトです。
自分が利用しているサイト、あるいはこれから利用しようとしているサイトが悪徳なものであるかそうでないかという判別は、利用規約や会社概要を丁寧に読むことでつけることができます。
悪徳サイトの場合、利用規約が明示されていないか、あるいは不自然な内容が平然と描かれてあったりします。
さらなる悪質な手口には、利用規約を読ませないようにするため、わざと分かりにくいところからリンクを張って公開したり、入会金を払ってからでなければ利用規約を読めないようにしたりと、あの手この手を仕掛けて利用者を騙そうとします。
基本的に、完全な意味での優良なサイトなど存在しないのかもしれません。
どれほど穏当なサイトに登録したつもりでも、必ずどこかでほころびが見えてきます。
サクラのような存在は少なくとも、冷やかしかもっと明確な悪意を持っているかにかかわりなく、どのようなサイトにもいるものですから。
基本的に、サーバーに送られてくる中でも怪しげなメールはすべて無視して、被害がひどいようなら、ウイルス対策ソフトのメールスキャンなどを実行するとよいでしょう。
悪徳サイトから送られてくる迷惑メールの類について、具体的な規模をイメージできる人はあまり多くないかもしれません。
けれども、実態をなめてかかってはいけないのです。
本当に、タチの悪いサイトに引っ掛かれば一分に数十通のスパムメールが届けられるなんてことも。
怪しげなURLが記載されていたり、法外な料金の請求について書かれていたりと、内容は様々ですが、基本的に、無視することが一番の得策です。
無視することさえできれば、悪徳サイトから受ける詐欺の被害は、たいてい避けることが可能です。
特にサイト利用の初心者は、メールを無視するということが難しいみたいですよね。
なかには、裁判所や警視庁の名前を騙って、利用者を悪者扱いするようなメールを送ってくる企業もありますが、公的な機関の名前を出すことで、少しでも利用者の不安をあおろうという卑怯な手口もあるからです。
詐欺が収まる気配を見せないときは、思い切って消費者センターなどの機関に相談を持ちかけるのもよい方法です。
その際、実際に悪徳サイトから送られてきたメールをコピーして持っていくと、犯罪の防止と被害の抑制に役立ちます。